加入金額が建物再取得価額の80%以上(80%実損填補方式)であれば損害額は全額補償されます。例えば、再取得価額が4,000万円(住宅2,500万円(50坪×50万円)、家具類1,500万円(成人4人))と評価される建物等の場合、4,000万円×80%=3,200万円以上加入されていれば全額補償されます。
この事例での支払額は、100万円(損害額)×1,000万円÷3,200万円=312,500円となり、これに残存物取片付費用を加えた額が支払共済金となります。言い換えれば、この被害状況では70万円近くを自費で支払うこととなりますので、評価額一杯の加入をお勧めします。
尚、加入している方の中には、1,000万円加入していれば1,000万円までの損害は、全て補償されると誤解される方もいらっしゃいますので、制度内容を分かり易く説明していきたいと思います。